『盲目的な恋と友情』辻村 深月
愛と憎しみは表裏一体なのか前半は美人大学生蘭花が語る「恋」 後半はその親友で容姿にコンプレックス持つ大学の同級生留利絵が語る「友情」同じストーリーを違う人物に語らせることによって、気持ちの行き違いや思い込みが浮き彫りになっていく。こんなドロドロしたストーリーを一気に読ませる辻村さんの筆力に感服です【楽天ブックスならいつでも送料無料】盲目的な恋と友情 [ 辻村深月 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 一人の美しい大学生の女と、その恋人の指揮者の男。そして彼女の親友の女。恋にからめとられる愚かさと、恋から拒絶される屈辱感を、息苦しいまでに突きつける。これが、私の、復讐。私を見下したすべての男と、そして女へのー。醜さゆえ、美しさゆえの劣等感をあぶり出した、鬼気迫る書き下し長編。