『日本が売られる』堤 未果
アメリカの言いなりに日本の法律を審議もせず改正して、アメリカ産の農作物を輸入しやすいようにしている日本政府。農薬の基準もいいなりに緩くして、日本国民の食の安全など全く考えていない。水道も民営化、種子法は廃止、農地法が改正され外国に売りやすくなった。遺伝子組み換え食品の恐怖!アメリカのモンサン社は「遺伝子組み換え種子と農薬セット」ビジネスで巨大な利益を上げている。特定の農薬に耐性がある種子を売り、雑草を枯らすために農薬もセット販売というわけだ。「グリホサート」日本では「ラウンドアップ」で売られている除草剤です。大量に体内に摂取すると、アレルギーやアトピー、学習障害、自閉症などの原因になることがヨーロッパなどでは証明されていて、当然厳しい輸入基準があります。日本は遺伝子組み換え菜種や大豆の90パーセント以上を輸入しています。いろんな加工品になって知らないところで食べている可能性はありますよね。将来の子供たちにどんな影響があるか、心配です。日本が売られる (幻冬舎新書) [ 堤未果 ]