『水車小屋のネネ』津村 記久子
1981年から2021年までの長い物語でした。主人公は鳥のネネ。ヨウムという鳥が賢くて長生きなことにびっくりした。そして40年も水車小屋で仕事を続けてきたことも。ネネの面倒を見たり、いっしょにラジオを聞いたり、会話したりすることで、いろんな出会いがあって、律は姉と無事に暮らしていけたんだよね。ネネのおかげで、良い人たちに恵まれてよかった。登場する映画や洋楽がその時代を映していて懐かしかった。小学生がニルバーナを聞いているのもびっくり‼️ネネは女の子だと思って読んでいたが、最後のほうに「おじいちゃん」とあって、え〜?私の中では、絶対におばあちゃんのイメージ。水車小屋のネネ [ 津村 記久子 ]