柳田国男(集英社文庫)
「遠野物語」の中に収められている短編です。
明治以前は絹や麻の生地が主流だったのに、綿花が栽培されるようになって木綿の生地のものが多くなってきたという話。高温多湿の日本の風土に合うだろうか?埃が家に積もって大変だ、など。文明開化によって近代化されていく庶民の生活を心配しながら、書き留めて置かなくては、という使命感が感じ取れます。
今は電気掃除機があるけど、当時の人は箒で掃いて、かえって埃をたてていたのかな?ハウスダストの根源はここにあったのか!
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最終更新日
2007.11.04 18:53:28
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