「むげんどう」と読みます。
「
設定は幻想的かもしれないが、私はきわめてリアリスティックな小説だと思っている」
本の帯に作者が書いています。
はっきり言って、つかみどころのない作家ですね。
以前も
『われら猫の子』『在日ヲロシア人の悲劇』を読みました。
いままでにない、面白さを感じたんですが、今回はさっぱり解らない。
飛び降り自殺する人が増えすぎて、行政が対応しきれないので、死体を発見した人が処理することになり、自宅の庭で焼いて埋葬しなければならない、という時限立法ができた。毎日自宅マンションの前には死体がころがっていて、街に出ても死体を避けて見ないようにして歩くという毎日。
自分が死んでいるのか、生きているのか、どちらでも同じなのか?
自殺者が年々増えている日本の近未来か?
興味のある方は是非読んでください。
私からの注意:心臓の弱い方、妊娠中の方は読まないでください!