『オニババ化する女たち』を書いた人です。(まだ読んでないけど)
図書館で見つけて、表紙がとてもきれいだったので借りてきました。
短編集で、女性の人生がそれぞれ書かれています。
一番印象に残ったのは「月経小屋」。まだ昭和30年代頃、ある地方の村では女性が生理になると穢れているので食事の支度も子供の世話もしなくていいから、村外れの三畳ほどの「月経小屋」へ行って生活しなければならなかったという。(日本の話です)
当時の産婆さんの役目は、子供を取り上げるだけではなくて、年頃の娘に嫁に行くための体をつくる教育をしていたこと。
女ってすごい。現在のダメな男を産んで育てたのも女だし、妊娠して産むか産まないか選択するのも女なんですよね。
↓『オニババ化する女たち』