頭でっかちで素直になれない屈託男子
自己中心的でノリが身上のお気楽男子
生真面目で誇大妄想気味な一本気女子
3人の出会いから紆余曲折のその後の10年を描く
表紙がきれいだったのと、新刊本だったので、作者については全然知らずに借りてきたけど、意外と読後感はさわやかでした。
大学で知り合った3人。
時期を違えて同じ女子とつきあっていた。
全く性格の違う男子2人は、10年後にそれを知ることになった。
恋愛は「妄想」でつきあうは「制度」
なんでも理屈っぽく考える来栖が何気なく学生時代に言った言葉によって、他人の人生に意外な影響を与えている。
3人の目線でそれぞれ描かれているところが面白い。