久々に重い内容の小説を読みました。
結局、答えは見つからない。結論は無い。ということかな。
いじめられている「僕」といじめている「百瀬」の会話がものすごい。
まるで、イスラエルとパレスチナの戦いのようです。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」。頬を濡らすあてのない涙。少年の痛みを抱えた目に映る「世界」に救いはあるのか...。苛めを真正面から描き、生の意味を問う感動長篇小説。
「僕とコジマの友情は永遠に続くはずだった。もし彼らが僕たちを放っておいてくれたなら─」驚愕と衝撃、圧倒的感動。涙がとめどなく流れる─。善悪の根源を問う、著者初の長篇小説。