図書館の新刊コーナーで見つけました。纏足の歴史を図や写真で説明しています。
中国で清の時代まであった風習で、女性の足を幼少時から縛って成長させずに小さい足をつくることです。
思わず目を背けたくなる写真もありました。
足を小さくするために母が娘にたいして行うことが多く、足の指を無理やり曲げるため、折れたり、化膿して腐ったりして、命を落とした少女も多くいたそうです。
以前読んだ、「ワイルド・スワン」では、主人公の祖母が纏足でした。
ワイルド・スワン(下)
ワイルド・スワン(上)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
10世紀頃にはじまり、現代にまで名残を残す「纏足」という習俗。その成り立ちから手順、嗜好、盛衰のすべてを資料から克明にたどった唯一の通史。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 纏足の起源と発展/第2章 小脚と小脚鞋/第3章 纏足をした理由/第4章 纏足時代の特殊集団/第5章 纏足時代の社会生活/第6章 天足運動
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
高洪興(カオホンシン)
著述家。歴史や風俗、文化などについての著書・編書が多い
鈴木博(スズキヒロシ)
東京大学文学部卒。著述家・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)