カテゴリ:読書(いろいろ)
作者の陽信孝さんと奥さんの八重子さんの人形も展示してあります。思わず笑みがこぼれてしまう姿は目に焼き付いていたので、この本を読んでいる間、いつも思い浮かべていました。 アルツハイマーという病気は知っているつもりでしたが、まだ甘いな~と実感しました。 脳が委縮してだんだん記憶が失われ、最後には寝たきりになって、死亡する。 一言でいえば、簡単ですが、想像をはるかに超える読後感でした。 周りにあるものを何でも食べてしまう。自分の便ですら食べてしまう。 でも、自分で下着を下ろせるうちはまだいいという。進行すると、手も足も動かなくなってしまい、当然家族の顔も分からないし、食事もできなくなる。 それでも、支えになったのは、八重子さんのハミング。 音楽の先生だった八重子さんは歌が好きで、病気が進行して、歌詞を忘れても、メロディーはしっかりしていたそうです。 最期は涙がとまりませんでした。 【内容情報】(「BOOK」データベースより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.19 20:22:01
コメント(0) | コメントを書く
[読書(いろいろ)] カテゴリの最新記事
|
|