映画を観てから読んだので、宮崎あおい演じる林香具矢のイメージが映画とだいぶ違うので戸惑いましたが、松田龍一演じる馬締光也はイメージそのものでした。
さすが本屋大賞だけあって、映画より楽しめました。☆☆☆☆☆
作者の日本語に対する愛情みたいなものも感じられました。♡
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていくー。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのかー。