山梨県出身の谷口由美子さんの翻訳です。翻訳本は訳者によって読みやすさとかイメージが変わりますよね。
その点でこの本は大当たりだと思います!4世代にわたる物語で、時代を超えて13歳の子供の感性豊かなところをアメリカの田舎を舞台に、その当時読まれた名作とともに描いています。
中学生から大人まで楽しめる読物です!
【送料無料】ローズの小さな図書館 [ キンバリー・ウィリス・ホルト ]
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
一九三九年、農場は干ばつにみまわれ、水をくむ風車がこわれ、パパも家を出ていってしまった。ママは、私と弟と妹をつれてふるさとルイジアナの川辺の町に移ることに決めた…。十四歳のローズは、家族のために年をごまかし、図書館バスのドライバーとして働きはじめる。でもその後も、作家になる夢はずっと忘れなかったー。戦前のローズから始まり、その息子、孫、ひ孫、と四世代にわたる十代の少年少女を生き生きと描きます。時代ごとに、『大地』、『怒りの蔔萄』、「ハリー・ポッター」など話題の本が登場。本への愛がつなぐ家族の姿を描く、心に残る物語。