ジョルジュ・サンドが「貴婦人と一角獣」のタピスリーに出会ったことの物語。
タピスリーとは石造りの城の壁にかける毛織物の飾りで防寒も兼ねるそうです。現在はフランスの「クリュニー中世美術館」で保管展示されています。6枚の連作です。この本にもカラーで印刷されていて絵画のようですが、城の壁一面を覆っていたものなので相当大きいのでしょう。本物を見たら圧倒されると思います。
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
タピスリーの貴婦人は、ジョルジュ・サンドに助けを求めた。中世美術の最高傑作「貴婦人と一角獣」に秘められた物語が、幕を開ける。ジョルジュ・サンドの短編も収載。