ピカソの「ゲルニカ」をめぐって、21世紀と20世紀が交錯する物語。
「ゲルニカ」の制作過程やピカソのアトリエの様子などとともに、
ナチスドイツ軍によるゲルニカ無差別爆撃を知ったときの心の動きなども
丁寧に描かれていて、とても読み応えがあります。
暗幕のゲルニカ [ 原田マハ ]
【内容情報】(出版社より)
一枚の絵が、戦争を止める。私は信じる、絵画の力を。手に汗握るアートサスペンス! 反戦のシンボルにして2
0世紀を代表する絵画、ピカソの〈ゲルニカ〉。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、突然姿を消したーー 誰が〈ゲルニカ〉を隠したのか? ベストセラー『楽園のカンヴァス』から4年。現代のニューヨーク、スペインと大戦前のパリが交錯する、知的スリルにあふれた長編小説。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、ピカソの“ゲルニカ”。国連本部のロビーに飾られていたこの名画のタペストリーが、2003年のある日、忽然と姿を消した…。大戦前夜のパリと現代のNY、スペインが交錯する、華麗でスリリングな美術小説。