タイトルに惹かれて借りようとしたら、地元の図書館は購入しておらず、県内の他図書館から回してもらいました。詩集も一冊もないんですよ。そろそろ、買ってくれないかなー。中高生からオバサンまで読むと思います。
これだけ遠慮なしに、相手が傷つくことも気にせずに言い合える同世代の人間がいたら、高校時代はとてもしあわせだと思う。その中でハッとした言葉をメモしました。
「自分の経験値ですぐ妄想して、決め付けて会話するのとかやめてよ」
「他人の感情を推し量らないと、他に判断する材料がないだなんて空洞ですよ」
「私はきっと自分の過去をみくびることで今の自分を正しいだとか大人だとか思おうとしている。軽蔑すべき軽蔑で、出来上がっている肉体」
「私は私を大事に思うそのことを絶対に恥じないし一番原始的だとすら思うよ。植物は光を浴びるために伸びていく。だから私も」
十代に共感する奴はみんな嘘つき
【内容情報】(出版社より)
主人公のカズハは17歳。いじめや自殺のあふれる日常で、恋をして喧嘩をしてごはんを食べる。みずみずしい文体の小説!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
感情はサブカル。現象はエンタメ。つまり、愛はサブカルで、セックスはエンタメ。私は生きているけれど、女子高生であることのほうが意味があって、自殺したどっかの同い年がニュースで流れて、ちょっと羨ましい…。