戦後間もない1948年に英国で出版された小説です。
36年後の未来社会を描いています。
一党独裁に何の疑問も持たない国民、
データの改ざんは当たり前、
歴史上の事実も書き換えられてしまう。
今の日本がこんな社会になったら恐ろしいけれど、
そうなった時には何も感じない人間になってしまうのかな
一九八四年新訳版 (ハヤカワepi文庫) [ ジョージ・オーエル ]
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
“ビッグ・ブラザー”率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。彼は、完璧な屈従を強いる体制に以前より不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと恋に落ちたことを契機に、彼は伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが…。二十世紀世界文学の最高傑作が新訳版で登場。