長野県南部、天竜川上流域を中心に伝わり、
国の無形文化財にも指定されている「
コト八日行事」。
400年前から続いている疫病神を追い払う行事で、
小学3年から中学1年までの子供だけで行われる。
日本は良いことも悪いことも神様に関連付けて考えられてきた。
疫病が流行らないように、
各家を回った後、疫病神を村のはずれの谷に捨てにいくという。
コロナ禍でいろんな行事が中止されている中、
子供たちなりに対策を考えて実行する。
「昔は薬もワクチンもなかったから大変だっただろうな」
とコロナ禍だからこそ考えさせられることもある。
風の神送れよ [ 熊谷千世子 ]