|
カテゴリ:我が家のこと
10月5日、晴ちゃんは、専門学校の卒業式でした。
首席で卒業です。おめでとう! 来年4月に入社する予定の会社の内定式も、先日、東京で行われました。 そして今月は、ネットワークスペシャリスト試験に挑戦するため、勉強がんばってます。 英語の勉強も始めました。 そして、来年就職までの間、毎月、友達と旅行の予定が入ってるようです。 年明けには海外にも行くつもりにしています。 来年春になれば、社会人なので、それまでにやりたいこといっぱいしたらいいよ。 これで、私の親としての役目はほぼ終わったかなと思います。 晴ちゃん、あなたは、人一倍苦労してきました。 生まれつき足の障害があって、3歳のとき、8歳のときに大手術をしました。 特殊な手術なので、3歳のときはおよそ10ヶ月、8歳のときは半年間、入院と治療に要しました。 成長期はずっと装具をつけて過ごしたので、同級生の目が嫌でした。 スカートははきません。 高校も私服が条件で選びました。 なんで自分だけ違うんだろう、ということを小さいときから、晴ちゃんなりに 考えてきたと思います。 私も一緒に何度か話し合ってきました。 つい最近では、就職活動を始めるとき。 晴ちゃんは、着飾ったり、化粧をしたり、きれいにすることが嫌いだと思ってたんですが、初めてその理由を教えてくれました。 自分は、足が人と違うし、手術の痕もいっぱい残ってる。 おしゃれなんかすると、そんな自分のアイデンティティを傷つけてしまうような 気がしていた。 お母さんは、あなたのその部分を今まできちんとわかってなかったんだ。 ごめんね。 でも、あなたは、そういうことを乗り越えることができるから、こういう足で生まれてきたんだよ。 この足のおかげで、人よりもたくさん、いろんなことを深く考えてきたから、 今のあなたがあるんだよ。 私が思ってきたことを話したら、あなたも自分で同じようなことをなんとなく思っていたって言ったね。 同じように思っていてくれたことを聞いて、お母さんも、とても嬉しかったです。 その若さで、そんなふうに考えられるあなたを、誇りに思います。 それが分かっていたら、大丈夫。 晴ちゃんは、今の晴ちゃんがあなたらしい。 これからも、自分を素直に表現していってほしい。 あなたはもう大人だけど、 これからも、何か話したいことが出てきたら、いつでも聞くからね。 今までより、1歩さがって、見守っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[我が家のこと] カテゴリの最新記事
|