我が家のセカンドカー
我が家のセカンドカーは、うちの奥さんの車。 ダイハツのミラ。日本を代表する軽自動車。とても立派な車である。でも、うちの車の場合 ぶつかった事あるからボンネットは浮き バンパーはへこんで擦り傷だらけ。 エンジンも時折 キュルキュルッ と変な音がする。 中のシートに至っては訳の分からないシミだらけ。今回、5回目の車検を迎えるにあたって、 とうとう買い替えることにした。先週の日曜日、家族みんなで車屋さんにお出かけ、 新しい車を決めてきました。納車は1ヶ月ほど先になるとの事。 みんな新しい車に期待が一杯、ウキウキ気分で家路についた。でもその帰りの車中での娘の一言 ”この車に乗るのもあと少しと思うと寂しいね。”これでみんな少し悲しくなっちゃった。思えば10年前、奥さんの嫁入り道具としてやってきた。ピカピカで、大きな紅白のリボンをつけた姿 これは昨日のように覚えてる。お姉ちゃんも妹も、赤ん坊の頃から 近所へのお出かけはいつもこの車。車の中でおむつを代えた事は数え切れない。 (奥さんが、だけどね。)そしておむつを代えている時のお漏らしも数回。 あわててシートを拭きました。スーパーへの買い物の帰り道 姉妹でのお菓子やジュースの取り合いの喧嘩。 そしてシートにジュースをこぼし、 お母さんの雷が落ちる事で幕が降りる。これが日常茶飯事となっていたな。シートの汚いシミのひとつひとつが これらを思い出させてくれる。この車には思い出がいっぱい。 そう思うとこの車が愛おしくなってくる。”新しい車でもいっぱい思い出作ろうね。” と言ったものの、やっぱり寂しさが・・・・うん? 娘達はまた後部座席で喧嘩してる? 座る場所の取り合いだと。やれやれ、さっきのセンチな気持ちは どこへやら である。なんだかんだ言っても10年間、壊れもせずに大きな事故無くよく走ってくれました。その姿は誇らしげでもある。今日は休日、とっても良い天気。 久しぶりに洗車でもしようかな。