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2006.08.21
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カテゴリ:新聞記事より
2006/08/11, 中日新聞夕刊

 新築やリフォームをしたばかりの住宅で、目がちかちかしたり、のどの痛みや頭痛を訴えたりするシックハウス症候群。
床や壁、家具に使われる塗料や接着剤などから発散する化学物質が原因の一つとされ、三年前の法制度改正により、化学物質の使用を減らした建て方ができるようになった。
気温が高く、化学物質の飛散が盛んになるこの季節、改めてシックハウス対策をまとめてみた。(重村敦)

 シックハウスの主な原因物質は、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなどの揮発性の有機化合物と考えられている。
こうした化学物質は建材や家具の塗料や接着剤、防虫剤などに含まれていて、室内に飛散して目やのどなどを刺激する。

 このうち建材に多用されるホルムアルデヒドは、2003年施行の改正建築基準法により、内装仕上げで使用できる量が制限された。
24時間換気できる設備の設置も義務付けられ、シロアリ駆除剤のクロルピリホスは使用禁止になった。

 併せて住宅性能表示制度のシックハウス対策も強化され、より細かい評価ができるようになった。
制度を利用すると、
▽ホルムアルデヒドを含まない製材を使う
▽ホルムアルデヒドを含む建材での飛散の程度▽換気設備の有無-といった性能を指定し、建築業者に注文できる。
性能通りに設計や工事が行われているかは第三者の評価機関がチェックする仕組みだ。
完成時に化学物質6種類の室内濃度を調べることもできる。

 住宅の建て方と同時に心がけたいのは、住み始めやリフォーム後、しばらくは入居せず、換気を十分に行うこと。
入居してからも、換気装置のスイッチを常に入れておいたり、窓を開けて空気を入れ換えたりする。

 新しい家具やカーテン、じゅうたんにも化学物質が含まれていることがある。
芳香剤や消臭剤、化粧品など日用品も発生源となる可能性があるので注意したい。

 厚生労働省はホルムアルデヒドを含む13種類の化学物質の室内濃度の指針値を定めている。
化学物質の影響を受けるかは人によって差があるので、指針値はあくまでも目安だが、心配なら、民間の化学物質濃度測定機関などで室内濃度を調べてもらうといい。

 シックハウスが疑われる場合は、医療機関で診察を受けよう。
ただ、化学物質などを除去した清潔な「クリーンルーム」を備え、専門的な検査が受けられる施設は全国に6カ所だけだ。

 シックハウスは原因物質や仕組みが完全には解明されておらず、厚労省は現在、シックハウスの診断の基準や保健所での対応マニュアルの作成を進めている。





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最終更新日  2006.08.21 08:38:28
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