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カテゴリ:新聞記事より
2006/08/21, 中部読売新聞 朝刊
◆会社、売り上げ考え消極的 民間団体は「全車」要望へ 交通機関の禁煙が進むなか、禁煙タクシーの普及が伸び悩んでいる。 全国の法人の導入台数は今年3月現在、2・8%の5867台にとどまり、東海3県は0・9%の136台と低迷している。 公共施設で受動喫煙の防止措置を定めた健康増進法が2003年5月に施行され、各施設で禁煙化の流れが加速しているが、タクシーは取り残された形だ。 民間団体からは、全面禁煙化を求める要望書を提出する動きも出ている。 法人タクシーの事業者団体「全国乗用自動車連合会」(東京都)によると、東海地方の禁煙タクシーは今年3月現在、愛知県97台、岐阜県31台、三重県8台。 名古屋で最大手の名鉄グループは昨年3月、愛・地球博(愛知万博)に来場する外国人らの需要を見込み、約1270台のうち38台を完全禁煙にした。 屋根に禁煙マークのあんどんを設置し、ドアにはステッカーを張った。 しかし、一般のタクシーに比べて売り上げは不振で、増やす計画はないという。 名鉄交通の大屋隆昭・事業企画部長は「知名度が低いせいか、期待していたほどの需要がない。 飲食店から帰宅する時に一服したいというお客さんからは、乗車を拒否されるケースもある」と打ち明ける。 岐阜市の日の丸タクシーは03年1月に10台、津市の三交タクシー中部は昨年2台導入したが、ともに増車の予定はない。 これに対し、大分県タクシー協会では、全国最多の約2100台の禁煙車を導入している。 大分市と別府市などでは、個人タクシーも含めて全車禁煙化し、県内全体で8割が禁煙車となった。 乗客とのトラブルもないという。 「地域全体で取り組まないと知名度は上がらないし、お客さんの理解も得にくい」と協会幹部は指摘する。 タクシー運転手が、国や会社を相手に受動喫煙の健康被害を訴える裁判も相次いでおり、昨年12月の東京地裁と今年5月の横浜地裁小田原支部は、判決でともに棄却としたものの、「車内は分煙不可能で、全面禁煙が望ましい」と指摘した。 名古屋市の医師らで結成する「子どもをタバコから守る会・愛知」は、全面禁煙を求め、タクシー会社などに要望書を10月にも提出予定だ。 世話人の家田重晴・中京大教授(健康教育学)は、「タクシーは狭い空間にたばこの煙がこもるので、全面禁煙にすべきだ。同乗した子どもの健康にも悪影響がある」と指摘している。 ---- fujito-mから 久しぶりに記事にコメントです。 僕が勤める会社で行っている健康住宅仕様「セルフィール(カーフィール)」や「抗酸化工法」の商材で室内をコーティングする事で、車内の化学物質などの有害物質を無害な物に分解消臭するので車内の内装にたばこの煙やヤニが付着する事はないので掃除も楽です。 商材は剥がれ落ちにくい物なので数年おきにメンテナンスと言うこともないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.28 08:44:48
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