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この日記は当社が実体験を通して解った、まだ大半の建築の専門家でも気が付いていない落とし穴について書きます。
それでも地球は回っているの心境です(笑) 長持ちする住まいに生活してもらいたい。 そんな思いでダブル断熱を採用しています。 ダブル断熱とは、 その名の通り2ヵ所に断熱材を使います。 柱や土台を腐らせてしまう壁内結露に対して必要なものです。 1ヵ所目は内断熱とか、充填断熱と呼ばれる柱~柱の間に断熱材を入れるものです。 これは、部屋内が外より温度が高い時に有効に効きます。 もう1ヵ所は柱の外に貼り付ける外断熱です。 こちらを採用する時は断熱下地に、合板等の面材を筋交い代わりの耐力壁を使っています。 この合板の温度の方が外の温度より高い時に有効です。 結露は温度の高い物の冷たい空気と触れる側に起こります。 最低でも夏場の西日がまともに当たる面はダブル断熱が必要です。 西日は暑いですよね。 でも日が沈むと涼しくなりませんか? この時に結露が発生するのです。 西日で外壁や断熱材は暖まります。 日が沈むと空気の温度が下がります。 断熱材や合板は一度暖まると冷め難いです。 だから、合板や断熱材が結露を起こしてしまうのです。 だから、日射熱を壁内に入れない工夫が必要となります。 特にサッシ周りが重要です。 サッシがいち早く断熱材や合板を暖めます。日が沈むとすぐに冷めてしまいます。壁の中でサッシが結露を起こして、壁内結露になります。ですからサッシ周りの先張りシートは忘れてはいけないのです。 外断熱材は熱をため込みにくい物がいいです。 遮熱材を使うのも有効です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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