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カテゴリ:建築知識
リノベーション?って最近ちょっと聞くけど何やろって人も多いと思います。
リフォームも一緒ちゃうんっていう方もそこそこいるやろ思います。 何でこんな事題材にするかと言うと、 この間、リノベーションの打ち合わせに行って来て叩き台になる間取り図が完成したからです。 先ずわかりやすいリフォーム。 新築の家を100とした時に、だんだん傷んだりで性能が60とか、70にまでなったときに、クロスを張り替えたり、サッシの交換したり間取りをいじったりして新築した頃の100の性能に戻したり近づけたり、生活しやすいように部分的にちょっと良くしてみたりっていうのがリフォームです。 リノベーションとは再生です。 新築の時の100が、200とかとてつもなく違った性能に変えてしまうものです。 する事は、基礎も補強して今の建築基準を満たす様にしてしまいます。 断熱性も次世代省エネ基準(省エネ性能4)以上の性能にします。 耐震性能も今の建築基準(耐震性能2)以上の性能アップです。 間取りも、これからの先を見越した生活スタイルに対応できるプランに変えてしまいます。 ほとんど新築するのとかわりがないくらいの事をしてしまいます。 ビフォーアフターのテレビでやっている様な感じです。 今回は特に耐震性にこだわりました。 間取りを見せていただいたのですが、当たり前ですが1階の上に2階が載っています。 でも2階の壁の下に1階の壁がほとんどないのです。あるのは階段周囲の壁と外壁が少し。 地震が来たら、2階にかかる力を1階の壁が受けることができないのです。 今回のプランを創る際、2階の外壁下には1階にも壁ができるようにしました。 そうすると、家事動線(家事で動く道)が短くなり家事にかかる時間が短縮。 部屋が広く使えるように、客間も玄関に近く、採光計画もばっちり一日中電気を付けないと居られないという部屋もなくなります。 ほんとに「なんということでしょう」の世界になります。 愛着ある住まいはそのまま捨てられずにあるにもかかわらず、生活は新築になるのです。 これだけのことをしても、固定資産税は変わりませんし、住宅ローンも新築同様に借りられます。火災保険だってそうです。無駄な経費がドンと削減されるので新築そっくりさんが新築の50%でと言ってるようにもう10%上乗せしていただければ、間取りも断熱も耐震も全て今の基準をクリアした住まいになるんですね~。 また、話が先に進みましたらご紹介したいと思います。 よろしかったらこちらの工事施工例をご覧ください。 リフォームの方に今までにリノベーションした現場の写真集がございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.03 19:12:33
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