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住まいに安らぎを

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2010.04.16
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カテゴリ:建築知識
きのうの日記の続きです。
水たまりになっていた床下の水と土を産廃処分し、
床下ヘドロ

水が引いたところで、

ピリカレ散布前

先ずはピリカレを散布

ピリカレ散布

ピリカレで土がちょっと白くなりました。
そしたら今まで臭ってた臭気は一気に無くなりました。
すごい分解?能力です。

家の中の壁天井を解体しました。
内部解体
柱は全く腐ったり、シロアリが付いていません。
しっかりしています。

2階の天井をめくると・・・立派な丸太の梁が!
棟木
昭和55年に建った住宅ですね~
リノベーションならこれらの想いでや立派な骨組みを無駄にすることなく、新しい住まいに生まれ変わる事ができるのです。
先ほどの柱も、きれいでしっかりしていました。

皆様に質問です。
木は、伐採したときが一番強度が強いと思われますか?
もし違うとしたら、いつが一番強度を持っていると思いますか?

木は、伐採されて間もない物は余りよくありません。
立っているときは育つために害虫から身を守るために殺虫成分や防腐成分を持っています。
ですから製材したての木は、人にもあまりよくありません。
昔は製材されるまで、切られてから4年とか寝かしていました。
乾燥させたり、反りを出させるためだけと思われている方もいたかと思いますが、この様な化学物質を放出させる時間でもあったんですね。

さて、話はちょっと戻って木の強度は伐採されてから約200年したときが一番強度があると言われています。
腐敗やシロアリさえ付かなければですが・・・
ではこのお宅も、昭和55年に建築されました。
30年前です。まだまだ強度は強くなっている真っ最中です。
この木を捨ててしまうのは全く勿体ない事なのです。

人工乾燥材は強度があるって言いますが、乾燥窯に入れて一気に水分を抜いてしまった木材です。
この木材にはまだまだ化学物質が残っています。
そして、一気に水分を抜かれる事により初期強度は強くなりましたが、細胞膜が破壊されるので長い目で見ると強度は落ちてしまっています。

ですので、このお宅の木は30年間自然乾燥させられた木材なのです。
人工乾燥材よりも強度は強いかもしれません。比べる検査をしていないのでわかりませんが・・・

ですから、僕は建て替えするならリフォーム、リノベーションをお勧めしています。

今建てる家は、地盤調査をして地盤の強度も見ているけどリノベーションだと強度検査出来ないじゃないかとお思いの方もおられますよね。

地盤調査ですか、もう30年かけて何トンという重石を置いてしっかり地盤調査がされています。
地盤の何処が弱いのか、大丈夫なのかは基礎のひび割れやレベル(水平器)を見れば検査機など無くても一発でわかります。

今回のお宅も数ミリの下がりが確認されただけで地盤沈下の心配はありません。
良好な土地である事がわかります。

でも、念には念を入れて今の建築基準に適合するように基礎補強をします。
べたコンクリートによる基礎補強です。今まで線で建物を支えていましたがこれからは面で支えるので単位面積あたりの荷重は今までより軽くなります。

リノベーションは、新築でもない、リフォームでもない、新しいエコで丈夫な住まいを造る建築方法なのです。

是非、現場をご覧になりませんか?
解体中

現場地図はこちら
http://www.mapfan.com/index.cgi?MAP=E136.1.58.6N35.4.21.7&ZM=11





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最終更新日  2010.04.16 19:59:34
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