住まいに安らぎを

えーと、３月くらいでしたか新築をお考えのお客様と出会って、競合もあったのでとりあえず簡単にプランの叩き台作ってお渡しした事がありました。
最近、そのお客様より連絡がありましてその中でお客様に伝えた弊社の住まいづくりに対する考え方をちょっと修正も交えて転記しておきます。

長文になりますがお読みください。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
住まいを建てるのはあなたです。
建主(お施主様)のサポートをするのが工務店の仕事だと思っています。
なので、建て主様はお客様ではありませんのでお客様扱いしません。
お客様って感覚でいいならオーダーメイドの売り建て住宅を買われてもいいんです。

注文住宅は、建主様の名前で工事をします。
売買とはちがいます。
ここを間違わないで下さいね。

専門的なわからないところをサポートしたり、
建物の仕組みがわからない工事できないのでかわりに
我々工事人がお施主様に成り代わって工事しているのです。
だから、工事中は自宅を建てる感覚で工事をしているしさせています。

弊社の仕事は、図面もおおざっぱですし
工事前の事細かな打ち合わせもしていません。
だいたいのところが出来てこないと
お客様のイメージができあがってこないからです。
業者も自分がそのお客様の立場で住むならこれが最善といった工事をしています。
お施主様のこだわり部分を聞けていないと
そこが工事人の想いでの仕上がりになる事もあります。

弊社は協力業者会を作って同じ想いで仕事を出来る仲間を揃えています。
お施主様ともそうですが、業者とも主従関係？ではないのです。
ここが当社の持ち味でもありますし欠点にもなるかもしれません。

昔は、住まれている方に「この家を建てた人は誰？」と聞くと、
「おじいちゃん」とか「お父さん」といった家族の名前が出てきました。
これが、ハウスメーカーの出現で買い物になってしまったので、
今や建てた人を聞くと「○○ハウス」などといった業者になってしまいました。

この家を建てたのはお父さん（建主）と言っていただけるすまいづくりを
これからもお手伝いしていきたいです。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

このお客様もおっしゃってましたが、

他の業者は、お客様！と持ち上げてくださり、いい気分になれますが、
藤戸さんの場合は身が引き締まります（笑）

だそうです。
建てる以上後で失敗した～ってお施主様に後悔してほしくないですからね。
業者任せにするより、お施主様主導型で住まいを造っていきたいです。