住まいに安らぎを

最近ドタバタしてまして、日記の更新怠ってまして申し訳ございません。

現在、追い込み中のエコパラダイス工法によるオール電化リノベーション（再生住宅）のお宅がほぼ今月中に完成できそうな感じとなりました。

僕の行う再生住宅は、古民家再生まではいかず、築２０年から７０年と普通だと建て替えをされるお宅を再生しています。
日本の家は３０年もせずに建て替えられるというのは、家自体がダメになったのではなく建築時の間取りが十数年先迄しか考えずに建てられていたり、耐震性や断熱性基準が今の方が厳しくなっているので性能不足になっているだけです。
これらは、建物の骨組みとは全く関係のない部分です。
この骨組み迄新しくしなくても今の基準以上の住まいにする事は可能というか、何十年も自然乾燥させた立派な木を使わない手はありません。
最近の住宅は、無理矢理乾燥させた人工乾燥材や集成材といった初期強度（建築時強度）はあってもやはり長い目で見ると自然乾燥材の方が強度は強くなります。
せっかくのこういった材料を捨ててしまうのはどうかと思うのです。

壁や床は取り外してしまうところは外してしまい構造体が見えるようにします。
こうする事で、腐敗した材や食害にあった材も発見できますので、こういった材は新しい材と入替を行えばいい事です。
この様に、ほぼ丸裸にしてしまうので、間取りの変更や耐震、断熱といった工事は今の建築基準で行う事はたやすい事です。
でも、この様な工事をするには熟練した大工の匠の技も必要となってきますのでしっかりとした大工さんがおられて設計力のある実績のしっかりした工務店に工事を頼む必要があります。

長々と書いてしまいましたが、今回完成するお宅の完成見学会を行います。

銘打って「エコパラダイス工法リノベーションシステム完成見学夜会」
日時は８月４日、５日　夕方６時～夜８時
場所は、滋賀県野洲市冨波乙６８１－１３
夕涼みのついでにお越しください。


工事前の平面図です。


工事前はこの様な外観でした。

このお宅がどのように変貌したのかを楽しみにしていて下さいね！