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カビ劣化状況、高松塚と違いくっきり 奈良で保存科学研究集会
2008.3.1 02:22 という記事を、びわ湖環境ビジネスメッセ2010のお礼状を書くのに色々と捜し物をしていたら見つけました。 記事は以下の様なものです。 高松塚古墳(明日香村平田)の国宝壁画や九州などの古墳に描かれた絵画の保存方法を検証する保存科学研究集会が28日、奈良市の奈良文化財研究所で開かれ、全国の研究者ら約100人が参加。高松塚壁画はカビ被害によって石室解体に追い込まれたが、他の古墳では公開されながらも劣化がほとんどみられない状況などが報告された。 九州などでは、高松塚壁画ほど繊細ではないものの、石室内に絵画の描かれた古墳が多数確認され、装飾古墳と呼ばれている。このうち、昭和9年に発見され、石室に馬などが描かれた福岡県桂川町の王塚古墳(6世紀、特別史跡)では、同17年から防水などのカビ対策が施され、平成14年には高松塚古墳と同様に空調設備を備えた保存施設を設置。春と秋の2回、一般公開されている。 研究集会で、同町教委の長谷川清之係長は「当初の防水工事は失敗の連続だったが、保存施設完成後はカビもなく安定している」と説明した。 また、石室に盾や幾何学紋様などが描かれた茨城県の虎塚古墳でも一般公開されている状況が報告され、昭和47年の発見以来非公開だったにもかかわらず、壁画が劣化した高松塚と対称的な状況が浮かび上がった。奈良文化財研究所の田辺征夫所長は「王塚古墳などはカビが収まり、なぜ高松塚でカビが発生したのかなど、データを検証して今後の保存に生かさないといけない」と話した。 とのものです。 この高松塚古墳がカビだらけになったのは、単純にコンクリートで囲ったので帯電する空間になってカビ菌が寄りついてカビが生えた。 これだけの事だと思うんですが、どういったデータを検証されるのでしょうか? もう検証は終わったのかな~ この仮説が正しかったという報告が出てくるのでしょうか、楽しみですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.23 13:53:53
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