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カテゴリ:建築知識
今日は、野地と1階屋根の工事です。
最近の住宅は、野地板に構造用合板を使う会社がほとんどです。 そんな中、弊社は杉板にこだわります。 杉板を使う事で、杉板の調湿効果で屋根裏が蒸れない、結露しない。 杉板は断熱性能が高い。 合板より腐りにくい。 等の効果があります。 杉板だと屋根の剛性(耐震性)が弱いのではと言われる方もあるかもしれませんが、震災時の写真を見ても家は倒れていても屋根はどれもしっかりと残っていましたのでそんな心配は必要ないと思います。 野地板を張るとこんな感じです。 そして、野地板の上には防水シートを貼ります。 ここでも弊社の場合、ちょっと違います。 通常は、黒や緑といったアスファルトやゴムシートを貼られると思いますが、透湿シートを使います。しかも太陽熱を跳ね返すアルミを蒸着させたピカピカシートです。 これで、屋根裏は断熱材を入れるよりも涼しくなり、夏場夜間のエアコン利用率を抑えられます。 そして、1階の屋根工事です。そのために、取り付き部分の外壁下地を行います。 弊社の使用する壁下地材は、モイスというケイカル板で、筋交いの2.7倍の強度がある調湿ボードを使用しています。 そして、1階の屋根がかかります。 この上にも、遮熱透湿防水シートを敷いたら今日の工事はおしまいです。 明日は、外壁の下地工事へと移って行きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.11 22:30:13
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