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テーマ:家を建てたい!(9919)
カテゴリ:建築知識
吹田市で新築工事中のお宅の進捗状況です。
ここ滋賀県高島市は福井県嶺南地方の天気予報を見るくらいの冬は雪国? しかし、工事現場の大阪府吹田市はいい天気です。 このお宅は、柱、梁といった構造材は杉材をメインに米松材や桧材を適材適所に使った木造りのお宅。 もちろん床材も杉材です。 床の厚みもフローリングと呼ばれる12mm~15mmといった物でなく厚板と呼ばれる30mmの床板を使ってます。 杉材は柔らかいってイメージをお持ちの方も多いかと思います。 柔らかい=気泡が多い。 ということなので、ペアガラスや二重サッシの様に空気を閉じ込めて断熱性が高い材料と言えます。 ですので、杉材や珪藻土をふんだんに使った住まいに24時間暖房を併用すると、珪藻土や杉材が温まり気泡内の空気も暖まると、ほとんど暖房ランニングコストがかからなくなってきます。 人の体感温度は、(空気の温度+(壁・床・天井)の表面温度の平均温度)/2だと思って下さい。 なので、熱を蓄えてくれる杉材珪藻土をふんだんに使う弊社の住まいは冷暖房効率がもの凄くいいです。 なかなか計算値でこの効果が説明されずに冷暖房の計算をされる我が国の省エネ基準程の断熱材を必要としない住宅です。 杉材にこだわらず、パイン材や、桐材でも無垢材であれば気泡を傷めていないので効果の差は複合フローリングをはじめ、新建材いっぱいの家に比べると効果は高いです。 それから、この上の写真床下にゴミが捨ててある。 って思わないで下さい。 これは、耐力面材モイスの端材です。 捨てればゴミですが、この材料は調湿効果や有害化学物質を除去してくれるものであり、その上にエコパラダイスコートも塗ってある環境浄化材なんです。 ですから、床下や壁の中に入れて建物内の空気を浄化させているのです。 一般のお宅では、家の中で汚れた空気を排気し屋外空気汚染させますが、エコパラダイス工法のお宅では、家の中で浄化した空気を屋外に放出、環境浄化させているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.20 16:17:35
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