カテゴリ:京の見どころ
. 梅宮大社(うめのみやたいしゃ) ご祭神は大山祇神(おおやまずみのかみ)その御子・木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)及他二神で800年代嵯峨天皇の后・檀林皇后(だんりんこうごう)が移し祀られたのが起源でその後両天皇と御子・仁明天皇(にんみょうてんのう)も相殿(あいどの)に祀られています 梅宮大社「楼門」 二層部には奉納された酒樽が並びます 大山祇神は御子誕生を喜び穀物をもって初めてのお酒「天甜酒(あめのたむさけ)」をつくりお祝いされたと日本書紀に書かれているそうです、以後酒解神(さかとけのかみ)と呼ばれ「酒造の租神」として崇められています (左)赤の鳥居から神社正面 (右)手前「拝殿」と奥は「拝所・本殿」です 子宝に恵まれなかった木花咲耶姫命とその後の壇林皇后が御祈祷により一夜にしてご懐妊され、火焔の中をくぐり又本社殿の砂を敷かれご安産になられた云い伝えから「子授け・安産の神」としても有名です 梅宮大社 ご神花は梅です、名の通り境内西神苑には梅の花も多く時季には大勢の人で賑います、また梅宮の"梅"は"産め"にもかけられた名前でもありす (左)本殿前 相殿にお祀りされている嵯峨天皇は日本三筆の御一人であり、父橘氏は日本最初の学校を創設された方であることから「学業成就の神」として、又その子の仁明天皇は横笛の名手で、我が国最初に雅楽の作曲をされた方でもあることから「音楽芸能の神」としても又知られています (右)跨げ石(またげ石) 黒く太いご神木前の丸い石です、本殿に参拝し御祈祷を受け、夫婦順に3回またぐと子を授かると謂われいる石で、子宝を願い多くのお参りがあります 池中亭茶室 1852年に造られた山荘 「芦のまろ屋」 芦で葺いた円みのある田舎家で今に残る唯一のものとされています、優雅な屋根の姿が趣ある風情を感じさせます 前に大納言源経信(みなもとつねのぶ・平安時代後期の公家歌人)の歌碑が建っていました 「夕ざれば 門田の稲葉訪れて 芦のまろやに秋風ぞ吹く」 (百人一首No.71) 経信公が秋訪れた当時周りが稲田の山荘を詠ったもの 東神苑「咲耶池(さくやいけ)」 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)から命名されています、池端には霧島ツツジまだ咲いています(左) と 池の中島に舞い降りて餌を求めるつがい?のサギ(右) TOPの画像は咲耶池全景です 花菖蒲 池の周りに綺麗に植え込まれ、中島の湿地には多くの花が群れて咲いています 中神苑「勾玉池(まがたまいけ)」 勾玉の形に造ってある池ですが花しょうぶで覆われ見えません、見事に咲き揃い風に揺れています 元々古典植物の花しょうぶ、花の色も多種で絞りや覆輪などと組み合わせると、五千種にも及ぶと云われています よく羽を広げ飛び立つ鳥の姿に例えられます 苑内数少ない優しいピンク色 と 何本もの筋が美しい模様となる薄紫の花しょうぶ 勾玉池奥のあじさい苑、少し早い目でしたが、既にあちこちに色とりどりの紫陽花の花 美しい顔を染めていました 咲耶池の綺麗に形造られた石橋の花回廊、霧島ツツジ残る前方右手池面は白の睡蓮の花いっぱい、左手は湿地に咲く花しょうぶです (TOPページに「花いろいろ」UPしています、今紫陽花1ですホームで見て下さい) ........................................................................ 京都市バス 「梅宮神社前」 下車北へ徒歩3分 梅宮大社HP URL---http://www.umenomiya.or.jp/ ------------------------------------------------------------------------ 被災地に届けよう!
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