カテゴリ:京の見どころ
平成の時代 終わり間近です・・・平成31年 京都のさくらです
平安神宮 京都・平安京は、西暦794年から日本の首都としてその役割を果たしてきましたが明治2年1869年に太政官(政府)が東京(旧江戸)に移転して首都機能を失いました 衰退した都を救ったのは京都復興への市民の「情熱」とされています、当時の市民上げての熱望により明治28年平安遷都1100年を記念して、遷都を行った桓武天皇を祀る神社として創祀され、その後平安京で過ごした最後の天皇であった孝明天皇を祭神に加えそのニ神を祀り、京都を護る神社としての役割を担って来ています ↑「大鳥居」24.4mの高さがあり、国の登録有形文化財です ↑「大極殿(外拝殿)」とその前は左近の桜です、少し散りかけています 神宮社殿は、平安京の大内裏の朝堂院(チョウドウイン)を約8分の5に縮小して復元されています ↑「白虎楼(ビャッコロウ)」と大極殿を結ぶ回廊です 回廊の屋根にさくらの花が零れ落ちそうに降りかかります 東にある「蒼龍楼(ソウリュウロウ)」と共に、平安京朝堂院の様式を模したものです ↑神宮の庭園は総面積約33,000㎡の広大な池泉回遊式の庭園で、社殿を取り囲むように造られています、明治から昭和にかけての有名な造園家7代目小川治兵衛の作庭によるものです ↑「南神苑」内から桜越しの白虎楼です、咲く桜は八重紅枝垂れ桜と名付けられた花です 八重紅枝垂れ桜、花の説明書を見ますと 花形が八重咲きのさくらで花色が濃い紅色の枝垂れ桜とあります 読んで字の如しです ↑南神苑 別名「平安の苑」に咲くしだれ桜はこれまた別名「平安紅桜」とも呼ばれます ↑「中神苑」蒼龍池(ソウリュウチ)です 彼岸桜が池に落ちます ↑「臥龍橋(ガリュウキョウ)」豊臣秀吉が造営した三条大橋と五条大橋(共に旧橋)の橋脚の丸い石材を使い、龍が臥せている姿を描します ↑「東神苑」に入ります 栖鳳池(セイホウイケ)とも呼ばれ広大な池の周りは八重紅しだれ桜が囲みます ↑神苑に咲く八重紅しだれ桜は、川端康成「古都」や谷崎潤一郎「細雪」に登場するのを始め多くの著者に愛された花です ↑「泰平閣(タイヘイカク)」栖鳳池の南付近を東西にまたぐ橋で「橋殿」 と呼ばれます、京都御所から移築されています ↑しだれ桜大きく広がり咲いています ↑池には鶴島・亀島の二つの島が配されています ↑橋殿・泰平閣から見ます 左に「尚美館(ショウビカン)」(貴賓室)と枝垂れさくら 鏡のような水面に浮かびます ↑尚美館とさくらのUPです、水面さくら色です ↑神苑が最も拓けて臨めます 多勢の人が見えますが桜並木の下いま歩き来た道です ↑先程チラッと写っています尚美館南側のしだれ桜です 平安神宮神園 すべての池の水は琵琶湖疏水から引かれています ↑まさに 上から枝垂れる 桜です
***** 暫くのち、保存写真の中からご紹介します 平成お見送りの桜(その三).....「京都*さくら彩る場面の数々...」ご覧下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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