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カテゴリ:プライベート その他
数週間前の日記で書いたと思うけど、Artarmonの古本屋さんで好きな馳 星周 の「ダーク・ムーン」を発見して即買いしたこの本を読破した。
上下巻の2冊でかなりの読み応えでした。 シドニーではこの作家の本を見つけるのはなかなか難しい。あんなに古本屋に通っているのに「不夜城」以外の本は初めて見たし、あれだけの品揃えのある「ほんだらけ」にもまったくなかった。 すごい郵送料がかかるけど(たしか1回3000円)アマゾンで輸入しようと思っていた矢先だったので、掘り出し物を見つけて即買いは正しかったと思う。 さてさて内容的には中盤からすごい面白くなってきたんだけど、何冊か彼の本を読んでいるうちに、一番最初に読んだ「不夜城」ほどの強烈なハラハラ感、臨場感が薄れてきた。 文章のパターンも見えてきたので、彼の本は当分もういいかな~と思ったのは事実。 今回の舞台はバンクーバーだけどお馴染みの中国人社会、その中での悪党日本人、性根の腐った人間、ヤクザ、チンピラ、麻薬、ドラッグ、ヘロイン、金、暴力、銃、殺し、堅気の人間、ゲイ、愛人 なーんてものがこれでもかこれでもか、、と出てきてその描写の仕方がなんともリアルすぎて好き嫌いの大きく分かれる作家ではないかと思う。 私的にはまあまあ面白かった、というの評価だけど、やっぱり「不夜城」が一番強烈で面白いかな。 中国人名の登場人物が多すぎて慣れるまで誰が誰だかわかんなくなったよ。 合計何人殺されたのか、、、っていう内容です。 馳 星周 公式サイト ダーク・ムーン サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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