Peco in Wonderland

さて、ただいまウツ真っ最中の私。　毎日、私、こんなところで何やってるんだろう、、、と焦りと苛立ちを抱えながら生活していて、ダラダラしている自分が情けなく自己嫌悪の毎日。

どうにかしてこの精神状態を脱出しなければ腐ってしまう、と思い、用事がない限りヒッキー状態の自分に鞭打って、気分転換にお出かけ。

高島屋で「北欧展」というイベントをやっていたので、観光業にいそしむ私としては、行っとかなきゃ、ってことで寒い中いそいそと出かけてみた。
趣味＝旅行の私だけど北欧はまだ行ったことがない土地。

ひさしぶりに外界の人々とふれあいだった。（おおげさか？）
クリスマス直前のデパートは超激込みで、軽くびびった。


さて今回お出かけしたのには理由があって、なんとテニスの伊達公子さんのトークショーを聞きたかったんです。　
彼女のご主人はドイツ人だけど、スウェーデンからの移民らしく、今もお祖母さん、お母さんはスウェーデンで生活中、ってことで毎年スウェーデンを訪れているらしい。

私はテニスの大ファンって感じでもないんだけど、なんとなく伊達公子さんは好きなので、今回トークショーにいらっしゃる、ということを知ったとき、見に行こう！と即座に思った。
ここには友達いないからもちろん一人で行ったけど。（寂・・・）

生で見れて超感激だった。
スポーツ選手の割りに美人だし、スタイルよくて、オーラはあったけど、結構気さくな感じで、普通に友達として話してもらえるような、心地よい存在感でした。


そういえば２０００年のシドニーオリンピックの時、彼女はテレビ朝日のキャスターとして来ていて、その際のホテルの予約とかチケットの手配、手伝ったんだよなぁ、、、と懐かしく思い出しました。


あと、数年前にタスマニアのクレイドルマウンテン周辺を７日間くらいかけてトレッキングする、っていうNHKの番組があって、それを録画したうちの両親も感化されて、一緒にクレイドルマウンテンまで行ったんですよ。
その時の映像は今も鮮明に頭の中に残っている。
すごくさばさばしていて奢り高ぶってないというか、芸能人っぽくなくて、汚い山小屋での寝泊りや、アウトドア生活でもたくましくENJOYしてた感じで、やたら好印象だったんだよねぇ。
一緒にトレッキングするグループの仲間達にも、自分から英語を話していたようだったし、笑顔が素敵だったから、「この人、好きだなぁ。」と感じたのです。


　　　　　　　　　　　　　話がそれました。。。


で、今日のトークショー、なんだか話を聞いているだけでちょっと元気になってきました。
輝いている人を身近で見るっていうのは、ひねくれて腐ってたような私にとって、いい刺激になったような気がします。
オーラもあったし、彼女を見たとたん、私の顔もほころんだのが自分でわかりました。

時間の流れがゆっくりな北欧は日本とは価値観も違って、スローライフ、スロースティって感じらしく、もっと人生を楽しんでいこう、というような趣旨のことをお話されており、「そうできたらなぁ、、、」って思いました。
（言うのは簡単だけど、こう悩みこむ性格はそう簡単には　Easy　Goingにならないと思うけどねぇ。わかってはいるんだけど、、、）　　　　　　　　


で、その後、北欧展ものぞいてみたんだけど、、、こっちは少し期待はずれ。
もっと大きな会場で、観光局とか来て大々的にやってるのかと期待してたんだけど、正直に言うと「ま、こんなものなのかな～」って感じでした。
一応、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマークの各国の大使館も協賛してるようですが。


そんな間に外は大雪になっていた。
この写真は、日本の第３の都市、玄関口の駅前。
クリスマスツリーも雪かぶってます。
家を出るときは降ってなかったんだけどね、この街は地下鉄がほとんどで、いろんなところが屋根続きでつながっているから、傘とか必要ない。
すごく寒かったけど、こんな風に降っている雪を見たのが７年？８年ぶりくらいだったからちょっとだけ、ロマンチックな気分になりました。
ほんの数時間で一面、銀世界に変わってしまいました。