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藤屋マネジメント研究所

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藤屋伸二

藤屋伸二

2011.05.12
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カテゴリ:お知らせ

著書(監修を含む)10冊の累計が93万部になりました。来月にはもう1冊増えます。たぶん、今年中には100万部の大台に達成できるのではないかと思っています。

この部数だけ、多くの方々に読んで頂いていますので、感謝するとともに、嬉しくもあります。(実売部数はわかりませんので、あくまでも発行部数を基準にしています)

さて、これを一つのきっかけとして、自分自身の戦略を再構築するところです。そもそも、現在の活動も数年前に策定した戦略に沿ってやっていることであり、その戦略の一環としての執筆活動であり、東京への事務所移転でした。これで一つの目標を達成しました。

でも、ドラッカーは「目標を達成した時は、お祝いをする時ではなく、次の準備に入る時」と言っています。私たちビジネスパーソンは、かつての歌手のように「大ヒットを一曲」出せば、それで、その後もそこそこ食べていけるというものではありません。

野球でいえば、「打率」みたいなもので、その後、打てなければ、ドンドン下がっていってしまいます。それが現代の経営(「ホームラン数」や「打点」との違い)です。戦略を策定した時とは、経営環境や私自身の状況も変わっていますので、そのための戦略の再構築なのです。

話を戻します。執筆に関してですが、これまでは「知りたいドラッカー」をコンセプトに、ドラッカーブームに乗って書いてきました。今日現在、アマゾンのドラッカー関連本では、『まんがと図解でわかるドラッカー』が4位、『図解で学ぶドラッカー入門』が7位、『まんがと図解でわかるドラッカー リーダーシップ論』が9位と健闘しています。

こうしたことから、「ドラッカーを日本で一番わかりやすく伝える男」(ツタヤのレンタルDVDの出演者紹介)、「ドラッカー研究の第一人者」(まんがと図解でわかるドラッカーの筆者紹介)、「ドラッカーの伝道師」(某国立大学寄付講座の講師紹介)とご紹介して頂けるようになってきました。これこそ、私がねらってきたニッチ(小さな領域でトップになる)戦略です。

でも、私の本業は、経営コンサルタントです。本を書くことが本業ではありません。これまでは、私にとっても皆さんにとっても「ある意味での助走期間」でした。皆さんは、「ドラッカーをなんとなく知っている」だけでは業績アップに結びつけることができません。そこで、これからは「使えるドラッカー」にコンセプトを移行していきます。

6月に発行される11冊目の本では、車の運転を例に出し、「経営者は、車をどう使うかが問題なのであって、車のメカニズムまで知る必要はない。交通ルールを知り、運転技術を身につければ、車をビジネスに使えるようになる。ビジネスの場合、その交通ルールに当たるものがドラッカー理論であり、運転技術に当たるものが事例集。ここまでが自動車教習所。あとは、皆さんご自身が“それを何に、どのように生かすか”である」としています。

ただ、スポーツ(例えばゴルフ)と同じで、一度、レッスンプロに習えばそれだけでよいわけではありません。スランプにも陥ることがあるでしょうし、変な癖がつくこともあります。

そうしたことに対応するために、定期的あるいは困った時に考え方やフォームをチェックする必要があります。ビジネスにおける『鏡』の役割になるための「著書」「継続的なドラッカーセミナー」「コンサルティング」などを複合的に行なっていこうと考えています。

それは、すばらしいセミナーはたくさんありますし、それぞれの理論に基づく優秀なコンサルタントも山ほどいます。どれを選択するかは、皆さんのお考え一つですが、その中で「ドラッカーの理論を、経営の基礎に置きたい」という方々のために、「ドラッカーを使いこなすための訓練(反復練習)の場」が必要になると考えているからです。

内容は、「社会の困った」「お客様の困った」の解消手段を提供するのがビジネスですから、日本中が困っている今は、ビッグチャンスが到来しているとも言えます。必要なものは「プラスをさらにプラスにする」「マイナスや脅威もプラスに転換する」思考法や方法論です。これらを皆さんと一緒に考えたり、アドバイスしたりできたらと思っています。

こうした仕組みを、6月中ごろまでには、すべての準備を終え、ご案内できる予定です。

藤屋マネジメント研究所
藤屋伸二










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Last updated  2011.05.12 10:20:20
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