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カテゴリ:日記
田舎の母が地域の新聞記事の切り抜きを送ってきました。
そこにはひとつの訃報記事。 私の中学時代の担任の先生が亡くなられたという記事でした。 その先生は教員のかたわら作家活動をしており 私の田舎の方では少し名が知れ、本も数冊出版されていました。 なので作家として訃報記事も大きく載っていたわけでして。 田舎の中学。 クラス替えもなく3年間同じクラスで同じ担任。 著名なその作家先生でしたが 多感な中学生の私たちとあまり気持ちを通わす気がなかった感じでした。 うん。担任としてはさっぱり。 おかげで生徒同士の団結力は強かった気がするけど。 一番記憶に残ってるのは 通知表をもらったとき、親友と見せ合いっこをしたのことがあるですが、 所見欄(昔は個人の性格や行動などの評価がたくさん書かれてました)に二人ともまったく同じコメントが書かれていたのです。とても短かな言葉で。 ひとりひとりの人間として私たちを見ていないのだとひどく悲しかったできごとでした。 その先生の訃報記事。 作家としてのこれまでの活躍が書かれていましたが 信念が 「人の心は言葉で育つ」だったそうで。。。 なんか複雑。 確かに 私は先生に育ててもらった記憶がないわ。 そんなこと思ってしまいました。 でもね。 亡くなった方悪く言うわけではなくて… なんていうのかな 作家の方面ではいろいろと活躍をされていた。 教師っていう部分ではちょっと違ったのかも。 人間は万能、オールラウンドではないのだなと実感した出来事だったということで、、、 昔はどうしても読む気になれなかった先生の作品を 今なら読めるのかもしれない と思ったりしたのでした。 あ~ とりとめのないつぶやきでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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