旧病院 → 新病院↓
ワタシんちのウラにおっきな総合病院がありまして。
向こうとしてはお前のところがウラだろうというわけですが
この4月に郊外に移転しました。
患者の移送も終わり今日から外来診療してるみたいです。
旧病院はなにせ50年ものなので、十分な駐車場もなくて
あちこちに違法駐車が横行していて、大変問題だったのですが
4月に入ったらすっかりいなくなりました。
そればかりでなく、ワタシが借りてる駐車場や家の隣の駐車場、
病院の周辺の駐車場なんかも、みーんなガラガラになっていました。
つまり、お見舞いに来た人だけでなく、病院職員など関係者も
いっせいにいなくなってしまったのですね。
朝の通勤時間帯も、明らかに人が激減してます。
改めて、あの人たちはみーんな病院関係者だったのかと。
こりゃ大変なことです。駅前の超一等地にぽっかり空間があくわけで
病院近辺のお店など死活問題でしょうな。えらいこってす。
病院にはよく怪談がつきもので、旧病院もそれなりにあったようですけど
母が入院していたとき、ワタシも深夜にうろうろしてましたが
どこもわりと明るく電灯がついてるもんですから
こりゃ出てきてもあまり怖くないなと。
ただ、母が亡くなるとき、そばに座っていたワタシの背後に
二人の「何か」の気配が感じられたり、自宅の勝手口の戸が
何度もガタガタなったりと、そういったことはありましたね。
誰かが母を迎えに来てあげたのに、肝心の母は家に戻っていたと
そういうことだったのかな。
もう6年前の今頃のことでした。
病院がそばにあったときは、昼夜を問わず救急車の出入りがあって
騒がしいというか落ち着かないというか、あまり気持ちのよいものではありませんでしたが
なーんにも音がしなくなったら妙にさびしい。