テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:肝移植の記録
ポータブルトイレを行き来するという、
そんなスパルタ療法を行っていたおかげで、 足の筋肉も少しずつついてきた。 まだ一人で歩くのは無理だったが、 誰かの肩につかまりながらならよろよろ歩くことはできるようになった。 それで、看護師さんに頼んで歩行器を個室に持ってきてもらった。 歩行器は4輪で、つかまる部分が輪のようになっていて もたれかかっても危なくないような設計になっていた。 歩行器なるものを見たのは初めてだったが、 これは歩く練習にちょうどいいや、と思って俄然やる気になった。 早速狭い個室の中を歩行器で歩き回った。 ドアの外へと続く短い廊下のようなスペースを何度も往復した。 初めて窓の外を覗くこともができた。 窓の外には空だけでなく、別の棟の建物があることもわかった。 それは、小さな感動だった。 ※このブログは私の過去の体験を綴ったものです。 ↑ ↑ 命について考えていただけたら・・・ クリックは一人につき一日一回有効だそうです。 どうぞよろしくお願いします! ※詳しくはコチラで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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