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Feb 21, 2007
カテゴリ：おうちごはん
数年前『恐るべきさぬきうどん』のヒットによって、空前の讃岐うどんブーム（？）が起きましたね。いぬもそのブームに乗って讃岐うどん、ずいぶん食べ歩いたものですが。
さて、だいぶブームは落ち着きましたが、このことによって「さぬきうどんこそうどんの頂点」であり、「伸びるコシ」でないものは認められない。みたいな風潮が、醸成されてしまったように思います。 これは、ブームの仕掛け人の某氏が他のうどんを「これはそうめんだ」とか「だんごやな」とか「腐ってる」とかこきおろしたことに原因があるように思います。 思うのですが、讃岐うどんは讃岐うどんという食べ物であって、うどんというカテゴリの食べ物のひとつでしかないでしょう。たとえ製法がそうめんに近かろうが、コシがまったくなかろうが、その地方の人が伝統的にうどんとして好んで食べているのに、他人がとやかく言うべきものではないと思います。 思いつくだけでも、秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、埼玉の加須うどん、多摩地方の武蔵野うどん、山梨のほうとう・富士吉田うどん、愛知のきしめん・味噌煮込み、三重の伊勢うどん、大阪の大阪うどん、長崎の五島うどん、福岡の博多うどんなどなど。 それぞれに特徴的であって、食べ方もさまざまです。 讃岐うどんと武蔵野うどん、伊勢うどんなんて、どれもうどんにカテゴライズされていますが、別な食べ物といってもいいと思います。 その辺にありふれている情報に踊らされるより、自分の舌で好みを探した方が楽しみが広がると思うデス。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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1919ジン@
