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ふこりの住んでいる市は、集団で4ヶ月健診を行っています。
先週、行ってきました。ピチュの4ヶ月健診。 生後1ヶ月の時に、新生児訪問でカルテは作られていました(これが厄介なことになるとは…) あの時、来てくれた保健師さんは、とても親切な方で、抗リン脂質症候群という言葉や、不育症という言葉を知ってる方で、(間下このみさんが公表してくださって、知ったと言っていました。間下このみさん、無事のご出産、おめでとうございます) 不思議と、理解してくれる人に対しては、素直に話せたりするもんですよね。 注射慣れない時は、両足がアザだらけだったとか、通院が旅だったとか、不安で不安で押し潰されそうだった妊娠初期のことや、その他いろいろな話をしました。保健師さんは、その内容をカルテに記載していました。 そして先日の健診で、担当になった保健師さんは、その時の保健師さんじゃなく、パッと見、おばさんでした。 カルテを見ながら、「注射の副作用とか後遺症はないの?」 などなど、づけづけと質問され、ちょっと凹みました。 そして測定では… ピチュの前の子は8キロを越えていたにも関わらず、ピチュは6170グラム。 確かに小さめだけど、成長しているのは、母であるふこりが一番分かっています。 なのに… その、おばさん保健師さんに… 「やっぱりねぇ、小さいわよ~なにかと妊娠中の薬は影響するからね」 と、それ見たことか!と言う態度に、わたくし、カチンときました 知識のない、ただの保健師に、そんなことを言われたくないし、小さいっていっても、母子手帳の身長のグラフに、ピチュの体重を記入すれば、ちゃんと右上がりに成長しているんです。 小さいって言っても、範囲内だし、もともとスタートが小さいんだから、隣の赤ちゃんが8キロあるからって、ピチュが小さい=妊娠中の薬の影響なんて言われたくない! ふこり、ひとこと文句を言ってやろうと、一歩前に出たら 新生児訪問で来てくれた保健師さんが、フォローしに来てくれました。 おばさん保健師に向かって、「ピチュ君の担当代わります」と言って、さっと、おばさん保健師からピチュを奪うと、ふこりに返してくれました。 きっと、ふこりの怒りがメラメラしすぎて、どこかにいた、新生児訪問の時の保健師さんが妖気を感じ、駆け付けてくれたのでしょう。 ちょっと嬉しかったけど、ふこりは、私に対してだけじゃなく、ピチュをもバカにした言い方に腹がたち、イライラは止まりませんでした。 だって、周りにたくさんの同じくらいの赤ちゃんとママがいる中で、妊娠中の薬がどうこうとか、言うなんて、私だってさ(怒)打ちたくて注射していたんじゃないし、飲みたくて薬飲んでいたわけじゃない。 なのに、そんな言い方して、ピチュは周りのママたちにも「かわいそうな赤ちゃん」って見られて、私は子供のことを考えず、薬を飲んでたダメな母親みたいな視線で、いてもたってもいられなかった。 変わってくれた保健師さんは、ピチュをふこりに返してくれる時に、周りのママたちにも聞こえるように 「ピチュくん、オムツ替えた方がいいわね」とアピールして、別室に連れて行ってくれました。 ピチュはふこりの顔をじっと見ていました。きっと、ふこりが怖い顔をしていたからだと思う。 でも、どうしても許せなかったので、ピチュに 「ピチュのことを悪く言うヤツは、ふこちゃんが許さないからね、負けないからね」とピチュに誓いました。 何も分かっていないようでも、母親の感情を敏感にキャッチする赤ちゃん。不思議だけど、本当に伝わるんですよね。 でも、やっぱり許さない。 測定で健診は終わりだったのですが、新生児訪問で来てくれた保健師さんに、話をしました。 知識がないからと言っても、健診に来た人に対する言動じゃなかったし、どうしても許せないと訴えました。 その保健師さんは、新生児訪問の時に、カルテに記載したのは、こうやって健診のときに、他の保健師に分かるように書いたこと。 注射や投薬のことは、特に注意してほしかったから、慎重に記載したのに、こんなことになって申し訳ないと謝罪してくれました。 でも、やっぱり、ふこりは許せない。 でも、ピカが学校から帰ってきてしまう時間もあり、その後、習い事もあったから、しぶしぶ帰ってきました。 ピチュは、不安そうにしていたので、ギュッと(もちろん苦しくない程度)抱き寄せて、「ごめんね、ピチュ」 と、言いながら、顔を見せないように、ふこりの胸にぴったりくっつけて、ふこりは車の中で悔しくて泣きました。 ピチュはぴったりくっつけていたからか、安心したのか眠ってしまい、ふこりも、気をとりなおして、運転開始、ピカの帰り時間までに自宅に着きました。 ピカを習い事まで送り、その間に友達にメールで話を聞いてもらいました。 人に話すと、落ち着きを取り戻せるもので、だんだん落ち着いて、その夜には 「知識のない、あの保健師に、私がもっと大人になって、抗リン脂質症候群の話をしてあげるべきだったかな?私、もっと自信持って良かったんじゃないかな」と思えるようになりました。 その日から3日後、保健師さんから電話がきました。 「母子手帳にハンコ押すのを忘れたので伺います」 と…。 確かに測定の途中で退室しちゃって、別室で母子手帳を受け取って、中身なんて見ていなかったわ(笑) と思いつつ、3日前の悪夢が蘇り、またイライラしてしまいました。 保健師さんは、新生児訪問で来てくれた保健師さんと、例のおばさん保健師が2人でやってきました。 例のおばさん保健師は、「先日は申し訳ありませんでした」 と謝罪。でも、ふこりは、すぐに首をたてにふることはできませんでした。 そして、どうしても言いたかった… 「私のように傷つく人をもう出さないでほしいから、不妊や不育について、そのもろもろの情報を、ちゃんと理解してください。何気ないひとことが、傷つくんです。」 と言いました。 でも、情報って少ないはず。 ふこりだって、「わからないので教えてください」と言われれば教えるし、経験も話すと伝えました。 ふこりの経験が生かされるなら、ああいう健診の場じゃなく、ちゃんと質問してくれれば分かることや、経験してきたことは話します。と、若干イヤミも含めて伝えました。 そんな感じでふこりとピチュの4ヶ月健診は終わりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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