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テーマ:塾について(127)
カテゴリ:仕事系
ししゅんき 【思春期】:児童期から青年期への移行期。一一、二歳から一六、七歳頃をいう。
私が接する子どもの多くは思春期と呼ばれる時期を迎えてる。 私もそういう時期があった。それは中学校3年生で高校受験の中で訪れたと思われる。自分でもはっきりと今思春期だな~っと思っていた訳ではなく、今考えてみると、あの頃が思春期だったんだろうな~と思うのである。 私の思春期を振り返ると、漠然とした不安のためどうしたら良いのか自分で分からなくなりイライラしたり、両親に反抗的になったりと言った感じだった。 なぜ不安になるのか? 両親に反抗してしまうのか? と言うことを、自分なりに考えてみた。 児童期は親の言うことが絶対であると思い込める時期だと思う。 それが社会を意識しだすにあたり、「ん?待てよ、親の言っていることが100%正しいとは限らないぞ!」と思うようになり、混乱しだす。その混乱が不安であり、親への反抗なのではないかと・・・。 えてして早熟な子(早くに社会を意識する子)の家庭はなにかしら問題を抱えてたり、母親が天真爛漫すぎたりと言うことが多いと感じる。 何かしら、早い時期に社会を意識せずにはいられない状況になっているのだと。 私の母親も、多少天真爛漫(天然)なところがある。(母さんゴメン、良い意味でね) だから、ちょっと物事を自分で考える習慣が早い時期についたのかもしれない。 だって、毎日を楽しそうに生きてはいるけども、物事にちゃんとした根拠はどうもなさそうだとスグに感じられたから。(その分、父がしっかり者ではあったが、やっぱり長い時間接するのは母だからねぇ) しかし、それは変な固定概念を植え付けられることを思えば、めちゃめちゃありがたいことだったと思う。(もちろん多少はあるだろうが、天然なだけに量的にはかなり少なかったと思う) 親の思い込みはそのまま子どもに影響してしまうから、本当に注意しておかないといけない。 素直な子どもにとって、親が「こう言うものなのよ!」って言うのが、後々の根拠になってしまうから。 実際、母子と面談していると実感することが多々ある。 常識を重視しすぎる親の子どもが、窮屈な固い性格になってる。 あまりに子どもを過小評価する親の子どもは、自分は出来ないと思ってしまっている。 学歴を重視しすぎる親の子どもは・・・ んー、なんかとりとめの無い文章になってきたな。 多少のことならともかく、それが子どもに悪影響だと感じられるくらいの偏りだと問題かも・・・と思う。 まあ、こんなことを考えてるのも、今日の面談(マリアン)のことを考えていてである。 このお母さんは、すごくバランスの取れた人だと思う。だから他の兄弟もみんなのびのび育っていて私はこの子たちの授業をするのが大好きなのだ。 しかし、マリアンは学校を休みがち・・・ 病気と言うわけでもなく・・・ ではなぜかと・・・考えてみたが答えは出ない。 先日マリアンと2人で面談をした時はやる気になってくれたみたいだけど、長続きしない。。 1・2年生時はちゃんと学校に行っていた。 しかし、肝心の3年生で殆ど学校に行かないと言う。 頭のいい子だけに勿体無い思いも強い。何かしら自分に出来ることはないかなと考える。 思春期だから・・・答えになってない。思春期ってなに?(ココから思考がずれる) 考える、考える。 しかし、言葉で伝えて理解できるものではないとも思う。 何となくその気になっても、実感がないと・・・やっぱり続かない。良いとは思うが、私には出来ないもん!って 実際、自分で行動して、納得して、やりがいを感じて初めて続けていけるのだと思う。 まずは、行動させること。1週間でも、2週間でも。 やってみて初めて分かる、その中の細かいディテール、その中から自分で何かを掴ませること。 そういう場を何らかの形で演出できたらと・・・ もう少し考えてみようか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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