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テーマ:塾について(127)
カテゴリ:仕事系
小学生や中学1年生ぐらいには基礎計算のスピードアップと正確さの向上の為に100マス計算をしている。
中には100マス計算をさせるにはまだ早いかな~って生徒もいるので、そんな生徒には10マス計算からはじめている。 100マス計算を使う上でのガイドラインを自分なりに決めてるのでそれを書いてみると・・・ 1.まず、100マス足し算。 初めてした時4分以上だったり、何度やっても3分後半からタイム的に上がらない場合は10マス足し算を行う。 小学生はそこまで長く集中力が持たないので・・・。 目標はいつでも2分以内。 2.10マス足し算で苦手数字を繰り返す。 生徒によって苦手な数字があって、その数字だけ(例えば7の段だけとか)遅い場合はその段だけ繰り返す。 全体的に遅い場合は1の段と5の段をまず繰り返す。目標は全段10秒以内だけど、ある日急に早くなったりすることがあるので、とりあえず繰り返すことが重要。 あと、文章では説明し難いが10進法を意識させるように説明する。決して指折り数えをさせない。 目標はすべての段で10秒以内 3.引き算 ある程度1、2を行って100マス足し算で3分前後ぐらいになってくると引き算に入る。 足し算で苦戦してた子なら引き算が得意と言うことは、まずない。拒絶反応を示されることが多い。 そういう場合は最初から10マス計算で10の段を中心に行う。10の段とは10-○の計算で、これを繰り返すことで自然と10進法に慣れさせていく。 10秒以内で出来るようになれば11の段へ。 その時、混乱して30秒以上かかるような場合の説明は10-○した答えに1を足すと・・・ 目標はすべての段で10秒以内。100マス引き算で2分以内。 4.かけ算 比較的得意な子が多いので、繰り返しが少なくてすむことが多い。 理由は口で覚えるからだと思う。足し算や引き算のように一回一回計算しなくて良いから・・・。 もし、苦手でも教えるのがすごく楽。 そう考えると九九を考えた人はすごいと思える。外国はどうしてるんだろうか。 英語の九九なんかあるのだろうか? この部分は、中学生の教育にもすごく応用が利く。 口で覚えさせると、中々忘れないし、理解力のない生徒でも機械的に問題を解いていけるから、中3生には11×11、12×12・・・と21までの2乗の計算を覚えさせたりしている。 5.割り算 四則計算の中での嫌われ者って感じ。中々「私割り算好き」って言うてる子を見たことがない。 割り算は、かけ算と引き算の複合問題。かけ算してから引き算をして余りを出す。 そう考えると苦手になってしまってもショウガナイ・・・ まず、余りなしの問題50問ぐらいを繰り返してもらって3分以内を目指し、それがある程度できれば、繰り下がりなしの余りあり計算50問。目標3分。 そして、繰り下がりありの余りあり計算50門へと・・・ そして、今日の本題。 中3生専用の100マス計算を昨日から始めた。 それは、√をつかったもので、あもりにも√の計算が遅く、間違えるからである。 例えば、√4とかで残してても平気だったりみたいな・・・(2にしないと×) やりかたは簡単。普通の100マス掛け算の上と左の数字すべてに√を付けて計算するだけ。 いきなり100問はキツイみたいだったので、生徒3人と私も混じって30問やってみた。 私は、1分ちょっとでできたが、他の生徒は2分半、5分、8分とちょっとバラバラだし遅い。しかも30問中4つ以上間違えている。 次の期末テスト以降、√の計算は九九並に出来てもらわないと困るので、目標4分ぐらいに設定して、宿題にだして行こうかと考えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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