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テーマ:暮らしを楽しむ(388184)
カテゴリ:日記
「○○に似てるよね」。皆さん一度はこんなこと言われた経験があるのではないでしょうか。
雑誌『TVブロス』風にいえば似て蝶ってヤツです。 これだけフツーに「○○に似てる」って言い合うことが多いのは、仕事をする上でも友達と仲良くなる上でも潤滑油的な役割が多分に含まれてるのかもしれません。 たとえば会社の人は ○トム・ハンクス(ただし、かなり和風にしないとそうは見えない) ○ムンク(ムンクの叫びの絵画) ○プロ野球の古田選手(←自称。私から見ると、ラーメン屋の小池さん)etc などに似ています。このように、パっと数人ぐらいはすぐにあげられるもんでよね。 そうやって○○に似てるって当てはめるのは単純に楽しいものです。 ただし、○○に似てるって人は特別見当たらない…という“特徴のない人”もたまーにいます。 某雑誌編集長(Pさんとする)は誰にも似てません。 なのに!!!!! なぜかPさんそっくりな人を見かける確率は異常なほど高いのです。 「あれ、あの人Pさんじゃない?」と間違えたことが1日のうちに3回もあったという経験もあります(電車のホーム、自販機の前、最寄り駅近くの交差点)。 ある日にいたっては、Pさんと確信して「Pさ~んっ!」と元気よく話しかけてから初めて人違いとわかったこともありました。 Pさん自身も「オレに似た人見かけたよっていろんな人からしょっちゅう言われる」といいます。 Pさんを分析するに、 (1)顔がのっぺりしている(眼光鋭いなどの際立った特徴がない) (2)メガネをかけている (3)90%ぐらいの確率でチェックのシャツを着ている。また70%ぐらいの確率でチノパンか、もしくはチノパンと同色のズボンをはいている (4)標準的な体格(痩せすぎず太りすぎず……) 主に上記4つが重なる人…ってのが世の中多いのかもしれません。 なかでも私にとって多分(3)は強烈で、会う度にチェックのシャツを着てると「チェック=Pさん」と頭に刷り込まれてしまってるような気がします。 ところで、○○に似てるってのは、人間が基本になる「はず」ですが、人間以外のモノに似てる場合もあるようで……。 例えば「ブッシュは誰の目から見てもサル…」とか動物に似てたりね。 実は私は、昔っから「エノキ」に似てると言われてます。そう、野菜のエノキダケ。 最初アホかと聞き流してましたが、数年に1回ぐらい、今まで合計3人ほどにエノキみたいと言われたので、多分、相当エノキに“似て蝶”なはずです。 エノキってなんで!? しかもエノキってのっぺりしてるし、他の野菜のように色で主張するわけでもないし特徴がないというか…。 誰かにからかわれると「エノキはいい出汁が出るナベの名脇役!」と対抗しています。 今思い出しましたが、もうひとつ「ミトコンドリア」に似てるといわれたことまであります。ここまで来るとなんかもうどうにでもなれって感じですね。 …Pさんのことをのっぺりしてるとか特徴がない顔だねとか、からかえないわと思う今日この頃です。 頭にターバンを巻く、帽子を被る、相性の悪そうなストライプ柄と水玉柄を合わせた洋服を着てしまうなど、ほんの少しだけ変てこな格好をすることが多い自分ですが、それもこれも特徴のないエノキゆえ、ささやかな自己主張を無意識にしている…のかも。 皆さんの“似て蝶”は何でしょうか。人間? もしくは動物? もしくは私のように野菜とか(笑)? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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