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カテゴリ:日記
今よりもう少しまともだった短大時代、私も就活してました。就活…。いやあ懐かしい響き!
他の業種がどうか知らんが、私の業種には必ず作文がつきまとった。まずそこで振り落とされ、通った人だけ二次、三次試験へと進めたのですね。 で、私、15社ぐらい受けたけど、作文で落ちたことが一度もないんです。 しかしこれには理由があり…。 就活の作文書きは「うまい」「下手」なんて一切関係ないのです!!!と断言できます。 もう私メチャメチャでしたから。 下手でも100%通る……いや通すコツ。これは、どんなテーマが出ても、そのテーマを「完全無視」して、自分のあらかじめ決めたテーマだけを書くこと。これだけです。実際、ホントおもしろいぐらい作文試験通りました。 私の場合、どんなテーマが出題されても「チーズケーキの作り方」だけを書こうと決めてました。うちの母がチーズケーキ作りがすごく上手で、私もたびたび作ってて…ってそれだけの理由(笑) 「将来の夢」だの「個性とは何か」だの「最近気になった出来事」だの…とにかく何のテーマが出てきても「チーズケーキの作り方」を書いて押し切ったのです。 ここで、ちょっとでも「テーマに沿って…」なんて正攻法で責めようとしたら、作文がうまい人なんていくらでもいるでしょうから、埋没することがわかってたんですね。 なので、あくまでも「チーズケーキの作り方」だけ延々と書き、最後の、本当に最後の2~3行で、かなり強引に「将来の夢」や「個性」や「気になる出来事」に結び付けていったのです。 ↑からもわかるように、そうなると辻褄があうはずもなく、多分、相当危ない作文だったと思います。 でも、通ったんですね~。作文の時点では、まず目に止まらせることが重要だと思い、こんな変てこな戦法に出たんです 今思えば無謀。 かなり無謀。アホもバレる。 でも、おかげで、作文だからと構えず、何がきてもケーキの作り方を書けばいいのだからけっこうお気楽でした★ もちろん、作文で通ってもその後の面接で落とされることはたくさんあったので(いやほとんど落ちた)=合格!ってわけじゃないです。 今でも覚えてるのは、その当時一番行きたいなあ~と思った文春に落っことされたこと。最終だったのでガックリでした(でもこんなアホ採らないで大正解。人事は見る目があったのでしょう(笑)) しかも!笑えることに「チーズケーキの作り方」の作文について突っ込まれ、落ちました。 「そんなにチーズケーキが好きなら、料理本をたくさん作るような出版社でも行けば」と冷たく言われ、うまい切り替えしもできず、ほんと漫画のようにモゴモゴしてしまい「落ちた!」と直感。 結果はやっぱり自滅(笑)!!。 でも落ちたことも就活したことも、今となっては楽しい思い出。いやほんと楽しかったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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