四つ葉のふくろう

　関東地方は昨日朝方、強烈な地震で起こされた人も多いかと思います。

　ドドドドーッって揺れを感じたとき、寝ぼけていたので、なぜか「あぁついに来た来た」と思いました。

　が、いざとなると飛び起きません。半覚醒にはなるんですが、覚醒するまでむちゃくちゃ時間がかかることが判明。結局布団から出ず。

　でも半覚醒だと少しは考えます。
ぼんやり考えたことは３つ。
「あー。まずいな、コンタクトだけは持ってかないと…目見えなきゃ何もできやしないよ」
「あー、クローゼットの扉壊れてるんだよなあ。あれこっちに向かって倒れたら痛そう…」
「あ、頭上からエアコン落ちたら下敷きだ」

　で、結局、身を守ろうとか都合のいいこと考えて布団を頭から被って寝てしまったんですね。

　これじゃ身なんて守れやしません！！！！！

「横揺れっぽいから平気だろう…」とか、ホント、都合のいいことばっかり考えるだけなんですね。

　で、これで終わらず。揺れがおさまると同時に♪リンリン～！！！！！！！！！！とけたたましい携帯音。
地震より携帯音で目が覚めました。「何事だ！」と思ったら、妹から電話。

「姉ちゃん！！！！！大丈夫？そっち平気？」
「？？？？？？」
「あーもうじゃあいいよ！こっちなんてそんなふうに寝ぼけてらんないぐらいすごい地震だったんだから！」

　テレビをつけると、実家の方が震源地に近く揺れも多分、わたしが感じたより強烈だったんだなあとわかりました。

　妹はとんでもない騒ぎ方をしたようで「お母さんお母さん！！！！」と叫び続けたらしいです。で、いざとなったとき、本当に驚くほど何も考えられなかったようで、叫ぶしかできなかったとか。自身にあきれたようでした。

　はー。寝よう寝ようと電話を切った直後、またしても♪リンリン～！！！！！！！！！！とけたたましい携帯音。

　今度は母でした（笑）
　同じ家から２人も電話してくんのかい！　と思いましたが、うれしかったのも事実。いざとなったとき、やっぱり私も真っ先に連絡するでしょうから。でも、大地震が起きたら、電話は不通の可能性も高いでしょうけど…。

　ほんとせめて緊急時の災害電話の番号覚えたり、少しはやんないとなあと実感。

　いつ、どこで来るかわからない地震。備え…とは言いますけど、うーん…。深い眠りについているとき、どこまで早く覚醒できるかもポイントかも。しかしそこから鍛えるのは難しいのう…。

　もしかしたら携帯電話にヒントがあるのか。地震と同時に自動的に電話がリンリン爆音で鳴ったら飛び起きることができるかも。「就寝時に地震が起こったら対策」って何かあるのかなあ。