四つ葉のふくろう

ガーッっとネットで調べ物をしていたら、「ボーダーランドを読んだ」というページにたどりついた。

　ボーダーランドとは、とっくに廃刊になっている雑誌。荒俣宏編となっている、超常現象系を扱う雑誌です。今も販売している「ムー」という雑誌と似たような位置づけの本じゃないかなと思います。昔、わたしがいた会社で制作を請け負っていたので目に留まりました。

　当時、わたしはその会社に在籍してなかったのですが、「あ～！！もうちょっと早く来てれば関われたのかもっっ」と思うととても悔しくなる雑誌のひとつです。
　
　もう最高に楽しそうですよ、宇宙人がどうの、前世がどうの、天使を見た体験だって普通に出てきます。単純に、そういう未知の世界、未体験の世界ってわくわくするし、なにより毎月そうした雑誌をつくるっていう点がいいじゃないですか。

　雑誌のなかでわたしの記憶に鮮明に残っているのは

「ついに、疳の虫を見つけた！！」というぶっとい見出しです（笑）

　か、か、かんの虫！！いるんかい、疳の虫……と思って読んだら、最後のオチは「タオルの繊維」で大うけでした（笑）。でも、ちゃんと実験したり、すごい手が込んでいるなあと思います。

　ほかにも、一戸建て住宅の庭にUFO着陸の跡！！とかけっこう笑えるの多いんですよ。しかもアメリカだイギリスだとみんな出向いて取材したらしく、そのへんもステキです。

　まあおかげで毎月100円ずつ値上がりしたというウワサもあるとかないとか……。

　こういうちょっとバカバカしいと思えることを追求するような雑誌、好きなんですよね。長く続かないのが難点ですが（笑）。