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カテゴリ:読書でしあわせ
しりあがり寿作『流星課長』(竹書房刊)の実写版があるなんて! つい最近知って仰天です。しかも数年も前にできていたらしい。まったく知らなくてショック…。う~どうしても見てみたい。
わずか20分。でもさまざまな見たって人のサイトをのぞくと、期待を裏切らない20分の模様です。『グラスホッパ3』という短編を集めたビデオに収録されています。監督・庵野秀明氏、主演・松尾スズキさん。かなりおもしろそう。『グラスホッパ』シリーズ自体評価が高い。気になるのう…。 『流星課長』は…どんなラッシュアワーの電車でも必ず座る中間管理職のお話。朝のラッシュ経験者ならクスリと笑ってしまいます。私は一番はじめに読んだときお腹がちぎれるほど笑いました。ヒトコマヒトコマのディテールが細かいんですよ。席に座りたいがために、階段の手すりから何回転かして転がる人がいる…とかね。課長はその昔マリリン伝次郎というバンドを組んでいた経歴あり(笑)。 一話完結でいくつか話が入ってますが、84年ロスオリンピックに出場したら金メダル確実といわれたソビエトの「アンドレイ・イツデモ・スワルコフ」との対決の章が見物(笑)。ネーミング、センスあります。 仕事もしないのに座って帰ろうとする学生「ジャニーズ」の出現の章もおもしろかったなあ…。「ジャニーズ」は7人掛けのイスを、長い足で2人で陣取る…って話。なんかどっかにありそうですよね。 しりあがりさん、もう何年も前になりますが、一度だけ仕事でお会いしました。本当にステキな方でした。一番好きな流星課長の本を持っていってサインしてもらい、今もお宝です(笑)。 ……って言いながら、華道家の假屋崎省吾さんが頻繁にテレビに出てくるようになったとき、しりあがりさんと間違えてしまいましたっ。に、にて蝶……じゃないですか!?
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