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テーマ:心のままに独り言(8834)
カテゴリ:レコード★音楽でしあわせ
10年以上、ピアノを習ってました。自分の習い事のなかでも最長記録。
なんて書くとすごい上手と思われそうですが、「こ、これで10年!?」というほど、上達しませんでした。でもたぶん好きだった。ピアノを処分してから一度も触ってませんが、今でも時々無償に弾きたくなります。水泳も長く習いましたが、またやりたいと思えません。やっぱりピアノは好きなんでしょうね。 ピアノ初心者はバイエルから手をつけ「ブルグミュラー」「ツェルニー30番/100番」、ショパンの曲……などいわゆる練習本を習います。全部やりました。練習ってホント、つらい。 練習曲で指の置き方、形などを相当教え込まれ、それがもううんざりするほど…ちょっとでも形がズレると、途中で練習は止まり、何度も指の指導。すごい窮屈の連続でした…。 でも大人になって「ピアノを始めたいな」って人がいたら、やっぱりわたしは、上記の練習曲を必ず先にやって、邦楽やロックやジャズなど、興味ある曲も併用するのをおすすめしたい。練習曲はそれなりに曲になってるし、ちょっとやるだけでも違うと思うから。 そういえば、幼い頃からピアノを弾くのって、音楽にまったく触れなかった人より音感は格段にいい…かもしれないと思うことが今でもたびたびあるんです。 たとえばギターの音。全部「ドレミ」に置き換えられたので、昔、バンドまがいのことをやったとき、友達の弾いたギターに近い音をその場にあった電子ピアノに置き換えて弾く…なんてことは苦もなくできました。 あと、救急車の音は「♪ミーソーミーソー」とドレミに置き換えて聞こえるとか…(笑)。「絶対音感」が一時期話題になりましたが、ピアノをやってる人からすれば、それに近い体験はかなりあるんじゃないかと思います。 音感は、小さな頃に何をどれだけ聞いたか、触れたかで決まる…というのは、一理あるかもしれません。 先生は、個性的な人がかなり多く…。 一番長く教えてもらった先生は「ロックなんて音楽じゃない!」とピシャリと言ってました(笑)。クラッシクのよさがわからなくなるから“不純物”はなるべく聞くなと。極端ですね。 あと、オルガンを弾くなと言われました。小さな頃ってピアノ派とオルガン派に分かれるんですね。わたし、オルガンも興味持ってましたが、オルガンから先に始めるとピアノの鍵盤の深さを体が覚えないからって理由でオルガンは却下。これもちょっと極端…。 長い間ピアノをやってると、それにまつわる思い出はけっこうあるもんです。もっと強烈で“トラウマ”になる先生もいましたが、長くなるので明日に。
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