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テーマ:心のままに独り言(8830)
カテゴリ:レコード★音楽でしあわせ
ピアノの先生は強烈な人が多かった…と昨日書きましたが、これってたまたまわたしだけが体験したのか、それとも先生の多くが強烈なのか今でもナゾです…。
ここで紹介する“強烈な”先生は計2名。 1人目はプライベートで習ってた先生。 近所の文房具屋を営む同級生の子の家に、ピアノの先生が週に何度かやってきて教えていて、一時期、そこに習いに行ってました。 あまり好きじゃなかったのですが決定的にキライになったのがある日の練習日。 文具屋のおばちゃんが「練習の合間にどうぞ」と先生とわたしの分、2個の肉まんを差し入れてくれました。 すっごいうれしくて練習後の肉まんを楽しみにしてたのですが…。 わたしがピアノを弾いてる間に、あろうことか先生が全部食べてしまったのです!!! わたしの分まで。我が目を疑いました。 さらにびっくりしたのは、おばちゃんがお皿をさげにきたとき、わたしに「おいしかった?」と聞き、先生は「おいしかったよね?」とわたしに目くばせして言うんです。先生の目は「食べてないなんて言ったらタダじゃおかないからね」と言ってたので、小心者のわたしは「おいしかったです…」と答えました。 ひどく傷ついたわたしは翌週の練習をサボってしまい、親にすぐにバレ、でも咎められなかった…ということがありました。 もう1人は、学校に赴任してきた音楽の先生。 赴任早々から、他クラスを通じ「あいつはすっげーおっかないから気をつけろ」とウワサになってて、「一体、どんな授業になるんだろう」とビクビクもので授業の初日を迎えました。 全員で先生のピアノに合わせて歌っていたら、誰かが音程を外した途端、「ジャーーーーーーーーーーン!!」とけたたましい音がして、練習が中断。 先生は、両手でピアノの鍵盤をバーン!っと無造作に、しかも大音量で押していたのです。 その音ったら…。とんでもない騒音。音がしたとたん、皆の体がビクっとし、一瞬そのまま誰もが固まってしまう音でした。 ひどくヒステリックな先生で、何度鍵盤を叩かれたことか。何度かピアノの線が切れてしまうほどで、ついに新しいピアノに買い換えたほどでした。 強烈な先生は、なぜかピアノにまつわることが多かった…。不思議です。
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