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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画でしあわせ
サイドウェイ、六本木ヒルズに見に行きました☆ またしても映画のアタリ! 最近映画、少しずつアタリが増えてきたかも…!
※以下、あらすじ+αが入ります。もちろん最後は言いませんが、ストーリー知りたくない人は読まないでください※ あらすじは単純明快。主人公の中年のバツイチ男が、結婚式を1週間後に控えた男友達を連れてワイナリーを巡る旅に2人で出る…というもの。一種のロードムービーといえなくもないのですが…そんなカッコよさはありません(笑) これがまた主人公がダメ人間~。相当なダメっぷり炸裂でいい味出してるんですよ。俳優はポール・ジアマッティというあまり知らない人…と思ったら、友達役の売れない役者も、主人公の惚れる女性も、みんなややマニアックな人々でした。 これはキャスティングのねらいでもあったようで、見事に成功してます。主人公の住んでいる家は、アメリカ映画によく出てくる中流階級以上の家…でもなくあくまでアパート。それもごくごく一般的なアパートに見えました。そういう“いかにも庶民”“いかにも普通の人”を演じる人が超有名人では映画のリアリティはあまりなかった気がする。この主人公だから成功。ただし演技は一級品。うまかった。役にぴったりはまってるし、あそこまで冴えない人に見せるとは完璧でしたね。 中年の男2人ともダメっぷりどうしようもないっぷりは要所要所でいっぱい出てきて、でもなんか異様に共感してしまい笑えました。 公式サイトのストーリー紹介でも、「10代、20代は夢中で過ごしていけるが、人生の半ばを過ぎた頃には、それまで抱いていた夢や希望の多くが叶わないことを知り、人は愕然とする。」なんて書いてありましたが、まさにその雰囲気が思いきり出てて、でもあくまでコミカルに描いていてツボでした。 もうひとつ、ワインも重要なスパイスになって話が進むんですが、かなり映画に重要な意味は持つものの、おしゃれな小道具…として使われてるわけじゃないんですよね。そのへんのセンスも個人的には好き。 わたしがなにより共感した主人公のセリフがあるのですが…。ここまで言うのはさすがに躊躇するのでやめときます。でもいいたい~。 1800円出してもいいかも!でした。 ……って言いながらまたしても映画、1銭も払わなかった…。 Pさんありがとうございました~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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