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福井たばこ店 ~みんなでチカシク~

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2005.11.15
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カテゴリ:カテゴリ未分類
先日、慶応大学で越後啓子(魔女P)の講演会がありました。
「新事業創造論」という授業科目において

映画の総合プロデューサーである越後啓子魔女Pは
まちで映画製作という事業をどのように進めていくか?
ということについての講演をしました。

単純に映画を撮影するということだけではなく
その場所に住む人々との対話を通して、
一人一人の役割を見出し全員で協力して映画をつくっていきます。
それによって、そこに住む人々とFireWorksとが魂のこもった映画を
製作することが出来るのです。

また、まちにはあらたな結束が生まれ
映画に参加した人一人一人が
あらたな生き方を見出すことができるようになるのです。

そんな映画づくりの姿勢を新事業として
慶応大学で紹介したのでした。


福井Pはというと、この講演会の様子を撮影するために
慶応大学へと乗り込みました。


ここであやまります。すいません。
慶応のおぼっちゃん、おじょうちゃんはど~んなことやってんのかな~♪
きっとへっぽこ学生は、遊びまくってんだろ~な~♪
などと、うわっついた気持ちでいたのん気な福井Pは
自分の考えのあさはかさに・・・、
いいえ
慶応大学生の志の高さに衝撃をうけることになります。

魔女Pの講演中
彼らの目はづっと真剣
絶えない質問!
授業後も、魔女Pの前の消えない

もちろん後ろの方には、想像通りネットや写真鑑賞に勤しむものも多かったのですが、
そんな人たちは本当にもったいないですね。

そのあと撮影でインタビューをしたのですが
「あなたは将来どんなことを目指しているんですか?」
という問いかけに、
「タイと日本とアメリカを映像で結びたい」
「演劇を通して、マスコミを変えたい」
「ダンスを通して、地域を活性化していきたい」
という考えを
一人一人が輝く目で答えたのです。
若干18歳。うちの弟とは同い年と思えません。


リーサル・ウエポン4で、
小さいころからの憧れの存在であるジェット・リーに
鉄骨が刺さるのを見たくらいの衝撃
いや、それ以上を
福井Pは感じたのです。

中学のときから
「何で勉強せないけんだろうな?」
などと悩みながら
周りの空気のなかで流され嫌々ながらに勉強をやった福井P。

結局、福井Pの成績が当時他のクラスの人を超えられなかったわけが分かった気がしました。
すぐに飽きてしまったわけもわかりました。

なかったのは「志」

将来どんなことがしたいのか?

そのビジョンと情熱を、彼らは持っていて
そのビジョンを実現するために
今何をすべきかということが分かっていて、
だからこそ、それに対して
真っ直ぐ悩むことなく情熱を傾けることが出来ているのです。

クリリンさんは、こう言いました。
「ふくちゃん、これからの時代、歳なんかじゃなく「志」がどれだけ大きいか?ということなんだぜ!」

まさにその通りなんだと思います。

本当に「志」の高い人はその明確なビジョンを実現するため
本気で人にぶつかることを恐れません。

僕は本気で人にぶつかって行ってはいなかったのです。
なぜなら、イメージでしか自分のやりたいことをつかめていないから
明確に具体化してやりたいことを固めていないからこそ
それを人に指摘されるのが怖いのかもしれません。

自分は未熟だからと逃げていた自分にも出会えました。
結局何をするにもめんどくさくなっていたのだと気づきました。
それがきっと僕の表現力のなさにもつながっているのだと思います。

もっともっと、自分の「志」を高くしたい。
そして自分のやりたいことをもっともっと固めて行きたいと思います。

そのためには、もっと人と対話し人の話や意見を聞いて経験をしたい!
結局は相手に先入観を抱かず、人に心を開いて話しをするということがスタートなのかと思います。


と言う着地点に達したとき、普段から周りの人たちにアドバイスされていることとなんら変わらないことなんだと気づきます。

だとすると、なんてもったいない。周りは「志」の高い人ばっかりなのに、その環境をいかせてなかったわけですからね。


その後、慶応大学の生徒さんたちは魔女Pに
自分で作った映像を見てもらい
いろんな感想や意見を聞いていました。

とてもよく出来た映像で綺麗でした。

彼らの映像にも、
彼らの目の輝きにも

負けたくない。


本当に素晴らしい日でした。






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最終更新日  2005.11.18 23:10:31
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